「夏を快適に！ミントまつり」講座。kumincureで学ぶ、湘南ならではのハーブを使ったおもてなし術。

何百種類もあるミント。中でもスペアミントやペパーミントは、サラダ、お菓子、フルーツポンチ、ミントスカッシュティ（ミントのハーブコーディアル）、お酒にも大活躍。料理やお菓子、ドリンクだけでなく、他にも様々な活用方法があります。

以前ご紹介した藤沢・辻堂のハーブ＆アロマ講座「kumincure（クミンキュア）」では、生まれも育ちも湘南の講師・角本久美さんがハーブとアロマに囲まれたライフスタイルを提案。角本さんの講座は、保育スタッフが付くので、お子様連れでも安心して受講できます。

今回の講座は、「夏を快適に！ミントまつり」。JHS初級インストラクターの中で角本さんが全国２位を獲得したミントスカッシュティ（ミントコーディアル）を試飲、また参加者100人以上が大絶賛したクリームチーズのドライフルーツミントの試食をしました。このように、講座では毎回、湘南育ちの角本さんならではのハーブを使ったおもてなし術を惜しみなく伝授しています。

猛暑に朗報！ ペパーミントが持つ「冷却作用」と「抗菌作用」に注目。

ペパーミントの注目すべき点は「冷却作用」。ペパーミントは太陽の熱から身を守るために冷却作用のある成分（メントール）を作ります。ペパーミントの精油を無水エタノールに数滴たらし、精製水を入れたスプレーをシュシュっとするだけで、とってもひんやり涼しくなります。

空調を27℃程度に設定していたのにも関わらず、「寒い」という参加者の方が。それもそのはず、メントール成分によって体感温度はマイナス４℃に！ これからの猛暑に手放せないスプレーです。また、シトロネラやユーカリ・シトリオドラをブレンドして、虫よけ効果を兼ねてアウトドアスプレーにしても良いですね。

ペパーミントの持つ「抗菌作用」も見逃せません。ペパーミントはアリ、ゴキブリ、ねずみなどに忌避効果があるほか、高温多湿の夏に発生する食中毒や病原性大腸菌O-157に対しても強い殺菌効果があり、さらにはハウスキーピングにも最適。抗菌・消臭ミントプッシュを卓上に置いてテーブル拭きやおしぼりに使えば、お客様のおもてなしに大活躍間違いなしです。

生まれも育ちも湘南。ハーブとアロマの勉強をライフワークとし、薬知らずの生活を送る。

生まれも育ちも湘南という角本さん。妊娠・出産がキッカケで体調が変わり、体調不良が続いたそうです。医者や薬に頼らずに済む方法はないかと途方に暮れる中、出会ったのがアロマとハーブでした。植物の力で自己免疫力を高めるため、家族の健康維持のためと勉強を始めたそうです。それ以降、４年間、小学生の息子さんを含め、風邪などで病院にかかることはなく、家族全員で薬知らずの毎日を送っているそうです。

長久保公園都市緑化植物園で10年間、ハーブサークルでのボランティアを通じて、ハーブとアロマを学んだ角本さん。2011年以降５つの資格を取得するなど、角本さんの学びの意欲は留まることを知りません。

ハーブとアロマの勉強がまさにライフワーク。心から楽しむ姿がとても印象的な角本さんの講座では、その熱意と情熱がヒシヒシと伝わります。

ドライハーブ、精油共に40種類以上を常備、自宅の庭では40種類以上の植物を育てているという角本さん。将来の夢について尋ねると、「家の庭にハーブガーデンを造ること。講座に来てくださる方や地域の方にハーブ収穫の体験をしてもらうなど、ハーブとアロマをより身近に感じてほしい。皆さんの癒し・憩いの場を造りたい」と、目を輝かせて答えてくださいました。

また湘南の良さについては、「潮風と植物の自然の香りのおかげで、湘南はさっぱりとした明るい性格の人が多い気がします」とハーブとアロマの講師ならではのご回答をいただきました。

心を癒し、自然治癒力を高める植物の力。その魅力は奥深く、尽きることがありません。ハーブ＆アロマを生活に取り入れ、春夏秋冬を快適に楽しく過ごすワザをkumincureで学びませんか。未知なる自然の神秘の世界へいざなってくれるでしょう。