ステーキみたいなハンバーガー!? 湘南・辻堂に新名物誕生の予感！

辻堂駅南口から徒歩２分という場所にオープンした「COOKER’S GRILL（クッカーズ・グリル）」。グリルを使った炭火焼きスタイルの料理を振る舞うこのお店、実は人気オイスターバー「CAKIFORNIA（カキフォルニア）」のグループ店でもあります。

「辻堂に新しく出来たお店のハンバーガーが美味しい！」という噂を聞きつけた編集部Ｋが実際に足を運んでみると、そこには圧倒的な存在感を醸し出すハンバーガーが……店長のこだわりと、湘南に対する想いが込められた品々をご紹介します。

湘南一ビッグなハンバーガー!? こだわりの一品の秘密とルーツに迫る。

メニューはどれも美味しそうなのですが、まずは店長オススメの「カリーフォルニアハンバーガー」に、アボカドをたっぷりトッピングした一品をチョイス。

研究に研究を重ねたパティは牛肉のさまざまな部位を合わせたものを使用しており、ビーフ100%の味をそのまま楽しむために、つなぎは使用せず塩・コショウで味付けしています。バンズについても、辻堂で人気のベーカリー「リップル」に特注でオーダーするというこだわりよう。

ジューシーな肉汁が口の中いっぱいに広がり、鼻から抜けるお肉とカレーの香りもたまらない、こだわりがたっぷり詰まったハンバーガー。食べたお客さんからは「まるでステーキみたいだね！」と評されることもありますが、その秘密は超粗挽きに……この先はお店で尋ねてみましょう。

アゴが外れそうなほど大きい一品ですが、女性のお客さんもペロリと食べてしまうほどの美味しさ。バーガーと相性バツグンな辛めのジンジャーエール、そしてビールもご用意しています。ランチタイムから豪快に１杯！ というのもいいかもしれませんね。

「僕自身ハンバーガーが大好きなんです！」と語る、店長の是枝さんことKOREさん。遡ること1930年代、カリフォルニアのドライブスルーから始まったといわれているハンバーガーですが、“カリフォルニアを感じる湘南という街に、もっともっと美味しいハンバーガー屋さんがあってもいいんじゃないか？”という想いを持っていたといいます。

「湘南のご当地グルメって、実はあんまり多くないんですよね。だから、勝手に思い描いていることですけど、いつの日か“湘南＝ハンバーガー”というふうになれば嬉しいですね」。KOREさんの朗らかな笑顔の向こう側には、グリルの炎のようにアツい想いを感じました。

ランチはもちろん、夜の営業もやっています！

COOKER’S GRILLではランチとディナーの２部営業を実施。特にディナーでは、店名通りグリルを使った料理をメインに据えています。

「料理そのものよりも、グリルで焼いてる方が好きなんですよね。火を扱う料理には、作り手の愛情が味となって染み入ると思うんです」と話すように、KOREさんは火を扱う料理が大好きです。

ハンバーガー以外のオススメは、地元・湘南の茅ヶ崎牛を使ったメニュー。中でも「茅ヶ崎牛のグリルステーキ」は、茅ヶ崎牛の良さを広めたいがために大サービス価格で展開中です。KOREさん曰く「衝撃的な出会いだった」という旨みを体験しましょう。

また、農家さんの思いがたっぷり詰まった「湘南野菜のバーニャカウダー」もリコメンドのひとつ。野菜そのものがとても美味しいので、ぜひ食べてもらいたい……とのことです。

目指すは、“辻堂南口のインフォメーションセンター”。

「お酒の飲み方が違いますよね。東京で働いていたときは、どちらかというと愚痴をこぼしながら飲んでいる人が多かった。でも湘南の人々は、たとえば海や波の話をして、大笑いして、楽しく飲んでいる感じなんですよ。街のムードも穏やかだし、人もほどほどですごく平和だなぁと感じます」

湘南に暮らす人々と接し、話をしていく中で、KOREさんはこの街の魅力が少しずつ分かってきたといいます。

「寝るときは寝るし、遊ぶときは遊ぶ。普段は仕事をして、ちゃんと家族サービスもして。そんな毎日が平和に流れているんです。そういう人たちと触れていくうちに、いつの間にか湘南を好きになっていました」

「うちのお店に来て、美味しいものを味わって、海のムードを感じて、湘南を好きになってくれればいいですね！ 駅からも近いですし、“辻堂南口のインフォメーションセンター”的な存在になれれば嬉しいです」と語るKOREさん。

一度食べたらクセになる、ボリューム満点の美味しいハンバーガー。口いっぱいに頬張るも良し、あるいは飲みに行くのも良し。もしくは、ドライブスルーならぬ“お散歩スルー”でテイクアウトしてみるというのもいかがでしょうか。