素数のアート!「糸かけ曼荼羅(マンダラ)」。「KAMOSU」が提案する多彩なワークショップに参加しよう!

2018年4月にオープンした藤沢・本鵠沼「KAMOSU」。「日々の暮らしをちょっと豊かに」をコンセプトに、環境や健康に配慮したこだわりの食材や雑貨などを取り扱うほか、毎月、趣向を凝らしたさまざまなワークショップを開催しています。

KAMOSUでプライスレスな時間を。

毎月、不定期で開催されているKAMOSUのワークショップ。早田雄次郎建築事務所に併設された店内のワークショップスペース(レンタルも可能)で、「手前味噌を仕込んでみようの会」や「ソーラーフードドライヤー作り」、「ひらがなアート販売&カードリーディングセッション」など、KAMOSUならではの多彩なワークショップが楽しめます。

今回、筆者が参加したのは、規則的に糸を釘にかけていくことで立体的なアートが楽しめる「糸かけ曼荼羅(マンダラ)ワークショップ」。講師は、KAMOSU店主の早田のりこさん。福岡県糸島市在住のひょうたん農家兼アーティスト・糸かけ曼荼羅講師の龍石修さんから指導を受け、その魅力にどっぷりハマったのだとか。今では独学で糸かけ曼荼羅を学んでいるそうです(店内には、早田さんの力作が飾られています!)。

曼荼羅はサンスクリット語「mandala」を漢字で表した言葉で、「円」という意味を持ち、「本質を得る」と解釈されることもあるそうです。1、3、5、7、9、11など、1とその数でしか割り切れない「素数」を使い、糸をかけていくことで、自分の内面を映し出す神秘的なアートが出来上がります。シュタイナー教育では、素数を学ぶための教材として、糸掛け曼荼羅が用いられているのだとか。

子どもからお年寄りまで楽しめる!

あらかじめ用意されていたのは、48本の釘が打ってある20cm×20cmの板と18色の糸。その中から“直感”で9色を選び、0の釘に1本目の糸を括り付けていざスタート! 素数23から始まり、その倍数、そのまた倍数……と計算しながら該当する釘に糸をかけ続けます。0に戻ったらゴール。糸を結んで切ったら、次の糸へ。23、19、17、13、11、7、5、23の順番で糸を変えながら同じ作業を繰り返します。

所要時間は3〜4時間ほど(個人差あり)。作業の合間にはコーヒーやハーブティー、KAMOSUの手作りおやつが心のオアシスとなり、参加者同士の会話にも華が咲く場面も。右脳と左脳をバランスよく活性化させる糸かけ曼荼羅は、子どもからお年寄りまで無心になって楽しむことができます。

堂々完成! 自分の心を映し出す、糸掛け曼荼羅。

小学校時代から算数が苦手だった筆者でもなんとか完成にこぎつけ、その立体的で美しい仕上がりに、達成感はひとしお。参加者の皆さんも、それぞれの作品を並べて感想を述べたり、撮影し合いながらお互いの健闘をたたえ合っていました。

どの色を選ぶかで、その人の心の状態が分かるという糸かけ曼荼羅。板の種類や大きさ、糸の種類や色、釘の数など、それぞれを組み合わせると数えきれないほどのパターンが生まれるそう。色彩と幾何学が織りなす糸かけ曼荼羅は、自分の感性に働きかけ、心と向き合う“瞑想”のような効果を体感できます。

今後も目が離せない! KAMOSUの多彩・多才なワークショップ。

今後もKAMOSUでは、環境、健康、語学、アート、美容など、さまざまなワークショップが予定されています。

多彩・多才な提案で人々の心を惹きつけて離さないKAMOSUのワークショップ。閑静な住宅街の一角、昭和ノスタルジー溢れる古民家で、人々の心に「知りたい!」、「やってみたい!」の気持ちを醸し出し、新たなコミュニティーを創出しています。“日々の暮らしをちょっと豊かに”するKAMOSUのワークショップに遊びに来ませんか。

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