湘南・茅ヶ崎の昭和感じる「恵比寿湯」で、心もカラダもぽかぽかに。

今回ご紹介するのは、以前から気になっていた茅ヶ崎駅と海の中間くらいの「南湖」という住所にある、レトロ感たっぷりの「恵比寿湯」。

いまとなっては、昭和を感じる銭湯も数少なくなりましたね。番台のおばあちゃん曰く、こちら恵比寿湯は明治時代に開業し、現在の建物は昭和34(1959)年に建築されたとのこと。

下足箱の木鍵や宮大工がつくったという折上格天井もいい雰囲気ですね。柱時計は、大工さん達から贈られたものだそうです。銭湯の長い歴史とともに時間を過ごしてきただけあって、見るものすべてに良質なレトロさを感じます。

おばあちゃんとの会話をゆっくり楽しんでほっこりしながら中へ。写真を撮り忘れてしまった「ケロリン」と書いてある黄色の桶と椅子を持って、頭とカラダを洗い、いざ湯船へ。

お湯の温度は「熱っ!」と声を出してしまう46度!? まわりに入っている人がいなかったので、少々お水を入れさせていただきました。アツくて長い時間入っていられませんでしたが、ともて気持ちよかったです。

壁面には富士山のペンキ絵。やっぱり銭湯の絵は富士山であってほしい……と思うのは私だけでしょうか。手書きのタイル絵が多いのもいいですね。

出た後のお楽しみは、瓶のコーヒー牛乳! ……には出会えませんでしたが、はじめましての「Royal Top」を、腰に手をあて仁王立ちでいただきました。ハチミツ入りで元気注入。

最近では入れ墨やタトゥーなどが入っている人は入れない、としている銭湯も多いですね。2020年の東京オリンピックでは江ノ島を舞台にセーリング競技が行われる予定ですが、果たしてどうなるのでしょうか。

小さい頃、銭湯で和を感じる入れ墨を目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。私は子供ながらに「怖い」けど、同時にすごく「格好いい」とも思っていました。個人的には、オリンピック期間中だけでも入れ墨&タトゥーはOKとして、外国の方々にも日本らしい銭湯を肌で感じてもらいたい……と思っています。

閑話休題。話が少しそれてしまいましたね。

ちょっといいことがありそうな感じがする名前の「恵比寿湯」。家のお風呂やスーパー銭湯もいいですが、たまにはご家族やお友達とご一緒に、日本らしさと昭和レトロを感じる銭湯に行く休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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