湘南のホットドッグ専門店「Umie」で、本格派ホットドッグを堪能しよう。

今、注目を集めているアメリカンファストフードの定番であるホットドッグ専門店。都内4店舗を展開するニューヨーク発祥の「Nathan’s」、東京ミッドタウンの「MADISON PARK CAFE」、そして3月にはJR田町駅構内に「エキタマ」が登場するなど、都内ではホットドッグ専門店が相次いでオープンしています。

そんな中、2015年11月19日に湘南・鵠沼海岸でオープンしたホットドッグ専門店が「HOTDOG CAFE Umie(ウミエ)」。「Umie」の名前は「海へと続くカフェ」という意味で付けたそうです。毎朝、焼き上げるミルクたっぷりのもちもちパンと、パリッとはじけるジューシーな無添加ソーセージがバリエーション豊富なディップと共に楽しめます。

鵠沼海岸に溶け込む、大人の隠れ家のようなカリフォルニアテイストの店内。ウッドデッキはワンちゃん同伴OK!

  • ▲ 店主・豊崎祐史さんのセンスが光る店内。約半年かけて、できる限りハンドメイドで作り上げました

サーフボードを大胆に飾った店内は、鵠沼海岸らしく木を基調としたカリフォルニアテイスト。「緑は、我が家のテーマカラーなんです」と奥様の京子さん。随所に観葉植物が置いてあり、グリーンがインテリアの差し色となった爽やかな印象です。また、ウッドデッキはワンちゃん同伴OKで、専用のお水やリードフックが用意されています。潮風を感じながら、ワンちゃんとのんびりカフェタイムを過ごせます。

Umieは、もともとデザイン設計事務所だった場所。ドアや柱をそのまま残したり、材料の発注や様々なアドバイスをもらったりと、デザイン設計事務所の居抜きである利点を最大限に活かせたそうです。珪藻土の柔らかい白に塗った壁、レッドシダーの壁材、チェリーの無垢床、特注の木製板にミシンの脚を付けた机など、豊崎さんのこだわりが細部にも感じられます。

  • ▲ ウッドデッキはワンちゃんOK。専用のお水やリードフックをご用意

  • ▲ ゆるやかな湘南の潮風を感じながら、のんびりカフェタイムを過ごせます

  • ▲ 江ノ島と麦がモチーフの看板は豊崎さんがデザイン。一目見てカフェと分かるものに

  • ▲ まるで船上? 趣のある船舶ライト。近くに海を感じながら、船上でホットドッグを食べている気分が楽しめます

フランスパン職人とドイツソーセージ職人の出会い。二人の職人魂が生んだ「奇跡のコラボレーション」を味わおう。

  • ▲ 一番人気!「チリ・ビーンズ」750円(税込)。数日間じっくり煮込んだ、3種類の豆とひき肉たっぷりのチリソース

豊崎さんは、料理の専門学校でフランスパンを専攻。国産小麦粉と北海道バターを使い、日々、パン本来の小麦粉の味を追求しています。

胃腸に負担がかからないよう、パン酵母を少なくし、長時間発酵で造るパン生地には、地元の方が足しげく汲みに通う湘南のお稲荷さん・鵠沼伏見神社で湧き出ているミネラル豊富な「和貴水」を使用。毎朝、焼き上げる自家製パンは、外側はフランスパンのようなパリッとした食感、中は白く、ふわっともちもちで、日本人が最も好む「食パン」のような味と食感を実現しました。

全国でホットドッグやソーセージを食べ歩いた豊崎さん。茅ケ崎青果市場でようやく出会った「ハム工房ジロー」のジャーマンヴルストに惚れ込み、Umieオリジナルのソーセージを依頼。同店では、ドイツ製法を守り続け、化学調味料、保存料などは一切使わず「長期自然漬込み」、桜の原木を使った「直火式スモーク」の製法で、独特の風味と深い味わいがあります。

社長である矢島二郎さんのお客様第一な温かい人柄とソーセージへの情熱から度重なる提案を受け、天然コラーゲンである羊腸に国産豚肉100%を詰めた、Umieオリジナルジャーマンヴルストが堂々完成。Umie自家製パンとこのジャーマンヴルストは、まさに二人の職人魂が生んだ「奇跡のコラボレーション」。ここでしか食べることができないヘルシーで贅沢な本格派ホットドッグは、近年増加する健康志向のファストフードの先駆けと言っても過言ではありません。

  • ▲ 「フレッシュサルサ」750円(税込)。レモン風味でさっぱりピリ辛! トマト・オニオン・セロリ・パプリカなどの生野菜サルサをのせて

  • ▲ 「グァカ・モーレ」750円(税込)。バターのような滑らかさにライムの酸味をプラス! アボガドとフレッシュ野菜のディップ

Umieのホットドッグは、温かいものから冷たいものまでバリエーション豊富で色とりどりのディップがあり、プラス200円でスープまたはサラダセットにできます(テイクアウトもOK!)。

一番人気は、数日間かけて煮込んだ3種類の豆とひき肉たっぷりの「チリ・ビーンズ」。チリのピリッとした辛さがソーセージの旨味を引き立てる絶品。レモン風味でピリ辛な生野菜の「フレッシュサルサ」、ライムの酸味が効いた「グァカ・モーレ」、マスカルポーネや数種類のクリームチーズを使った「ツナ・クリームチーズ」も。

あれこれ迷ったら、ハーフ&ハーフができるのでご安心を。「ダブルソーセージドッグ」や「マヨタマ+生ハムドッグ」、生クリームから作った自家製バターに黒コショウと岩塩でシンプルにいただく「The・Dog」など、新メニューも見逃せません。

そのほか、期間限定のトライアルドッグや裏メニューも店内黒板POPに掲示しています。また、ふっくら炊き上げた小倉あんたっぷり使い、新鮮なミルクを添えていただく「小倉あんトースト」など、ホットドッグのパンで作るオリジナルトーストも楽しめます。

Umie自慢のコーヒー。徳島県徳島市「やまなみ珈琲店」の深煎りロースト豆をサイフォンで1杯1杯丁寧に抽出。ホットドッグと相性抜群の海外ブランドのビールも。

  • ▲ まるで理科の実験?ノスタルジーが香るサイフォンとアルコールランプ

Umieで提供するコーヒーは、徳島県徳島市にある老舗「やまなみ珈琲店」で焙煎されたばかりの深煎りロースト豆を使用。30年以上守り続けられた香り高く、やわらかい口当たりとスッキリした味わいが特徴です。

コーヒーは通常、ガスやヒーターで加熱・抽出しますが、やまなみ珈琲店ではサイフォンと今ではあまり見られなくなったアルコールランプを使用。ランプの位置を少しずつ中心からずらして、温度を調整するそう。Umieでもこの手法を守り、1杯1杯丁寧に抽出しています。

手間と愛情をかけて淹れるコーヒーをゆったり待つ、まさに大人の贅沢時間。コポコポと音を立ててお湯が沸く瞬間は、ワクワクと胸が躍り、まるでいつかの理科の実験のようなノスタルジーに浸れます。

  • ▲ 深煎りロースト豆が抽出されるのをゆったり待つ。まさに大人の贅沢時間

Umieは、海外ブランドのビールが豊富です。ホットドッグには、なんと言ってもビールが定番。一番人気は、アメリカの「ブルームーン355ml」700円(税込)。メキシコの「コロナ355ml 」600円(税込)、ハワイの「ビッグウェーブ355ml」700円(税込)、「ロングボード355ml」700円(税込)もあり、いずれもリゾート感溢れる鵠沼海岸にぴったりのビールです。

潮風に吹かれ、昼間からお上品にビールを飲まれるマダムたちも珍しくなく、「四国・徳島では、こういった光景は見られず、良いカルチャーショックを受けています」と豊崎さん。

  • ▲ 「やまなみ焙煎ブレンド」500円(税込)。さらっとした濃さで、酸味の少ないエスプレッソテイスト

  • ▲ ホットドッグと相性抜群の海外ブランドのビール。一番人気は、アメリカの「ブルームーン (355ml)」700円(税込)

「湘南は、仕事と趣味を両立できる日本有数の場所」。豊かな自然と人間関係を育む湘南に惹かれ、ご夫婦で徳島から湘南に移住。

2015年4月、四国・徳島からご夫婦で茅ヶ崎に移住された豊崎さん。20年間、保育士をされた奥様・京子さんと共に湘南の地へと移り住んだ理由はいくつかあり、娘さんご一家がいらっしゃること、サーフィン愛好家であること、そして豊かな自然と人間関係を育む湘南の地域性に惹かれたのだといいます。

「海のそばに電車が通る、映画館がある、ショッピングが楽しめるなど、多くの人で賑わっている。地方では海の近くでは商売は難しく、湘南は仕事と趣味が両立できる日本有数の場所ではないか」と湘南の魅力を大いに語ってくださいました。

人とのつながりを大切にする町、鵠沼海岸。近所のカフェや飲食店の方が同業者にもかかわらず、アドバイスをくれたり、世話を焼いてくれることが多々あるそうです。「商店街を中心に町全体で盛り上げていこうという意識の高さを感じます。地元の方々に愛されるよう、ゆっくりと少しずつ“クゲヌマナイズ”していきたい」と豊崎さん。

もうすぐ夏本番! 人情と潮風香る町・鵠沼海岸で、ホットドッグの概念を覆すUmieスタイルの本格派ホットドッグを味わいに来ませんか。

  • ▲ 店主・豊崎さんご夫婦。お二人の温かい笑顔が迎えてくれますよ

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