女性が気軽に立ち寄れる! 「立呑バル サジスタンド」で、絶品料理やワインを愉しもう。

JR藤沢駅から徒歩5分、昭和の大衆酒場のような雰囲気漂う「立呑バル サジスタンド」。ミシュランに掲載された人気店、藤沢・「ワイン食堂Saji」がオープンした姉妹店です。ニューヨークで料理修行を積んだオーナー・高本研人さんが仕込んだ料理や、選び抜いたワインが堪能できるとあって、2015年10月の開店当初から賑わうサジスタンド。外観が醸し出すノスタルジーに惹かれ、その暖簾をくぐってみました。

店長は女性! 女性客が一人でも入りやすい「サジスタンド」。

「立呑みワイン」と書かれた提灯、ホッピーの看板、ハイボールなどのポスターなど、どこか懐かしく、哀愁さえも感じる大衆酒場の雰囲気に、心を鷲掴みにされた筆者。お酒好きの人なら素通りできず、店内に自然と引き寄せられるのでしょう。「今夜は、何を呑もうかな。」と心を躍らせながら引き戸を開けると、そこには愛らしい女子店長の姿が。

シンプルでモダンな内装に、壁に貼られた豊富なメニュー。飾らない居酒屋風で、居心地の良い店内。「立呑みですが、2〜3時間は滞在する方が多いですね。」と語るのは店長・上嶋聖子さん。利用者は20〜40代の男女が多く、女性客の比率がなんと4割! 犬のお散歩途中や仕事帰り、週末に子連れでなど、女性が多く来店されるそうです。

  • ▲女性店長・上嶋聖子さん

定番の和食から、エスニック、欧風料理まで。世界各国の料理が楽しめる!

3坪の店内、限られたスペースの調理場にもかかわらず、メニューがとにかく豊富なサジスタンド。「サクッとおつまみ、またはガッツリと食べたい方も。どなたでも気軽に来ていただきたい。」と語る、オーナー・高本さん。定番の和食から、エスニック、欧州料理まで、様々なジャンルの料理が楽しめます。

高本さんが仕込んだ塩漬け豚400円、ダイナマイトパクチーサラダ380円、ポテトサラダ350円、カキのオイル漬け500円と、すべてリーズナブルなのが嬉しいですね。締めにトムヤムラーメン580円も人気の一品(すべて税込み)。この他にも、スタッフがアイデアを出し合う日替わりメニューも見逃せません。

サジスタンド自慢のレバーパテ。選りすぐりのワインと共に。

レバーパテは、サジスタンドに来たら必食。レバーの生臭さがなく、クリーミーで濃厚な味が魅力です。焼き立てのバゲットに塗りやすく、味も食感も一度食べたら病みつきに。バゲットは100円で追加オーダーできます。塩気のきいたレバーパテは、新鮮なレバーの風味がしっかりと残っていて、赤ワインと相性抜群!

「立呑みワイン」と掲げるだけあって、ワインにこだわるサジスタンド。スペイン、ドイツ、オーストラリア、アルゼンチンなど、目利きのオーナーが取り揃えたワインがグラス550円〜、デキャンタ2000円〜、ボトル3000円〜。寒い日には、スパイスたっぷりの自家製ホットワイン550円もおすすめだそうです。

最強コンビ! 超炭酸、樽詰め角ハイボール×揚げ物。

昨年11月、本店Sajiと共に参加した「ふじさわちょい呑みフェスティバル」でも人気を博した「樽詰め角ハイボール」380円。冷えていて、炭酸が強く、味のブレがないのが特徴。ハイボールが苦手な人でも、「これなら呑める!」と言う人も。揚げ物との相性が特に良く、タイ風揚げ春巻き200円(1本)、厚切りハムカツ380円、ミラノ風カツレツ550円、フライドポテトアリオリソース300円を一緒に堪能してみては。

その他、なみなみスパークリングワイン500円、自家製ブランデーハイボール500円、レモンサワー(瓶)380円もサジスタンドの人気メニュー。ホッピーには欠かせない!下町焼酎のカリスマ的存在、キンミヤ焼酎も+50円でいただけるそうです。

「人の何かのスイッチになれれば。」 オーナー・高本さん。

「サジスタンドが人の何かのスイッチになれれば。ONでもいいし、OFFでもいい。こんなお店があったらいいな。近所に欲しいな。これだけがコンセプトです。」と語る、高本さん。サジスタンドで向き合い、見つめる、心のスイッチ。懐かしくも新しい大衆酒場で、新しい自分と仲間との出会いが待っています。

常連さんも一見さんも、ふらっと気軽に立ち寄れば、たちまちみんな友達になれるサジスタンド。出会ったばかりの人たちと楽しく呑む。そんな自由気ままな、湘南らしい空気感こそ、サジスタンドの真価と言えるでしょう。

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