【後編】平塚の川辺で大物発見!? 『やぎ島探検ツアー』に潜入。

平塚と茅ヶ崎の間に流れる相模川に、大潮の干潮時にだけ上陸できるという“やぎ島”の存在を聞きつけた編集部。前編では相模川沿いにある「馬入水辺の楽校」の風車に圧倒され、瞬く間に泳ぎが上達する子どもたちに感心した一同は、いよいよやぎ島に足を踏み入れます。

いよいよやぎ島上陸! 平塚の河口で待ち受けていたのは…

やぎ島上陸後はいよいよ採集開始。川に、水たまりに網を入れて生き物を探します。

しばらくすると「見つけた!」「つかまえた!」という子どもたちの声が多く上がるように。急いで向かってみると、網の中にはさまざまな生き物が!

  • ▲ エビの子どもから…

  • ▲ 大きなカニまで!

天然のウナギや、大きなカニの姿も!

  • ▲ 天然のウナギはキャッチ・アンド・リリース。このまま川に戻します

知ってはいても、実物を間近で見るのは初めてという子どもたち。「ハサミは背中に届かないから、背中を掴めば大丈夫だよ」という大人たちのアドバイスを受けて、好奇心と恐怖心が入り交じりながら、恐る恐る大きなカニに手を伸ばす子も。

こうした大物捕獲情報を耳にして、子どもも大人も捜索に熱が入ります。流木の中、大きな石の裏……潮が満ちる時間ギリギリまで、あらゆるポイントをくまなく探します。

いよいよタイムアップ。帰りの道には高さ2m以上の…

帰り道もまた探検。180cmを超える長身の編集部Sすら遥かに凌ぐ高さの草をかき分けて、スタート地点の「馬入水辺の楽校」に戻ります。

イエローテイルの風車が組み上げる水で足をよく洗い、みんなの収穫をみんなで観察。基本的にはキャッチ・アンド・リリースですが、責任を持って飼うことを約束できる子どもは生き物を連れて帰ることが許されます。

「昔の遊び場が失われつつある中、“昔の遊び方を知っている僕らが子どもたちに伝えていかなきゃ”と思って始めました」と語るのは、「NPO法人 暮らし・つながる森里川海」代表の臼井さん。2001年の開校から今年で16年が経ちます。

やぎ島探検ツアーは年1回の開催ですが、今後はその他にも一般向けのイベントも多く行っていくそうなので、平塚でのアクティビティが気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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