アーティストが彩る自然体の庭、Art Base Garden OBAEN – 大庭園!

大庭園がスタートしたのは、30年前のこと。造園業としてスタートしましたが、1900年代後半にガーデニングブームが起こり、一躍人気のナーセリー「草工房」として知れるようになりました。今、アートガーデンの要素を全面に打ち出し、新たな展開を向かえようとしています。

「大庭園に来てくださった方には、自然を感じてもらいたい思っています」。そう語るのは、オーナーの川口豊さん。以前はテレビのガーデニング番組での講師を務めるなど、ガーデニングをする人々の中では名の知られた方です。

ガーデン

「大庭園の特徴は、“あまり飾っていないところ” 市場に出回るガーデンプランツが庭に植えられた状態を確認できる場、あまり力を入れず、自然になじんでいくようにしています。」という言葉通り、いわゆる “自然体” のガーデニングが施されています。

農場(草工房)

ナーセリーでは、圃場に自家植えされたガーデンプランツと温室内に栽培される多肉植物の種類の多さにびっくり。ご希望で直売もしてくれます。

菜園では、季節の野菜、トマト、ナス、大根、イモ類など、露地野菜の他、フキノトウやアシタバなどの山菜、また、ハーブ類などを無農薬、減農薬、有機併用栽培をしています。

果樹園では、柿を中心にイチジクや清見オレンジ、レモン、ポポー、など多彩な果物を生産しています。

売店

隣地に併設された売店、「草工房M」では、大庭園の農場で生産された新鮮野菜や、果物、切り花、ガーデンプランツの他、ガーデニ ンググッズや草花を直接手に取って買うことができます。そして、小さな小屋の中には、奥様買付のかわいい小物がたくさん並び、こちらの根強いファンもいる ようで、気さくな奥様との会話も楽しみのひとつ。

職業「造景家」。“最大のアート”自然の楽しさを広める為に。

オーナーである川口さんと内藤さんは、それぞれ自ら「造景家」と名乗っています。これは、たとえば建築がアートとして捉えられるように、庭をアートとして向き合っていくというポリシーからきているとのこと。

「すべてのものを要素として取り入れているので、範囲がとても広い仕事なんです。なかでも、私達の仕事は、生き物と時間の変化をあつかっているので、そこが他のアートと大きく違うのかなと思っています。」川口さん内藤さんの言葉。造り、育てる、はてしない作業が続きます。

造景家として、個人住宅から、カフェ、ギャラリー、そしてビルの屋上庭園やツリーハウスなども手掛ける他、「瀬戸内芸術祭」や新潟で行われている「大地の芸術祭」での活動も継続中です。

  • ▲ 手掛けた庭S邸

  • ▲ 手掛けた庭T邸

大庭園ではガーデニングのアドバイスも行っていますが、それはもっと多くの人にガーデニングを楽しんでほしいという気持ちからだそうです。

内藤さんは「自然は最大のアート、庭作りは誰もが手掛けられること。無理せず、自然と接してほしい」と。

プライベートレッスン、ナーセリー体験なども行っている他、本格的なプランニングについても相談を承っています。

「自分たちの仕事は外へ広げていきたい」。Art Base Garden OBAEN - 大庭園に込めた思いとは。

設立当初より、“visions of paradise”をキャッチフレーズにかかげ、人と自然の関わる理想郷を目指してきた大庭園が、来年の春夏に向けて少しずつ形態を変えています。

ガーデニングを楽しみたい方をはじめ、憩の場、安らぎの場をもとめる方も是非訪れてみてはいかがでしょうか?

今後の活動も要チェツク!

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