【前編】そろそろ暖かい季節! 鎌倉で人気の大仏ハイキングコース&葛原岡ハイキングコースで充実した一日を。

寒い時期もおわり、あたたかくなってきた今日この頃。ハイキングするには、とても気持ちいい季節になりましたね! 今回ご紹介するのは、鎌倉で楽しくハイキング! 数あるハイキングコースの中から、長谷駅からいろんな観光名所をまわって、北鎌倉駅へぬける大仏ハイキングコース&葛原岡ハイキングコースをご紹介しようかと思います。

では早速ですが、長谷駅からスタート。この日が日曜日ということもあってか、多くの人達が江ノ電長谷駅で乗り降りしていますね。そこから徒歩5分ほどで第一チェックポイントの【長谷寺】にすぐ到着。

①長谷寺(長谷観音)

多くのお寺が存在する鎌倉のなかでも、人気のひとつが、ここ長谷寺。境内には、本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂をはじめ、主要な諸堂宇が建ち並ぶほか、鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と、傾斜地を利用した「眺望散策路」があり、鎌倉でも有数の景勝地となっております。 また、眺望散策路の周辺には40種類以上約2,500株のアジサイが群生しており、梅雨の季節には眺望はもとより「アジサイの径(こみち)」として散策も楽しい。紫陽花の時期以外にも四季折々の花木を楽しめますよ。

<情報出典元:長谷寺HPより>
http://www.hasedera.jp/about/

  • ▲ さて、門前町の誘惑を横目に、次のポイント【鎌倉大仏】へ向かってみます

  • ▲ その間に、誘惑はたくさんあるので、自分にフィットしたお店に入ってみても楽しいですね

  • ▲ 長谷寺から徒歩約10分で鎌倉大仏(高徳院)に到着!

②鎌倉大仏

鎌倉といえば皆さんご存知でしょう。鎌倉の仏像で「国宝」指定は大仏様のみ。「露坐(ろざ)の大仏」として名高い高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像。 像高約11.3m、重量約121tを測るこの仏像は、規模こそ奈良東大寺の大 仏(盧舎那仏)に及ばぬものの、ほぼ造立当初の像容を保ち、仏教芸術史上ひときわ重要な価値を有しています。 露坐(ろざ)とは、屋根のないところに座ること。その通りこちらの大仏様は、仏殿におおわれている訳ではありません。それは何故か?現地にいって確認してみてくださいね。

<情報出典元:高徳院HPより>
http://www.kotoku-in.jp/about.html

  • ▲ 御参拝券を購入していざ大仏さまのもとへ

  • ▲ 見えてきました。観光客も多いですね! 大空の下に鎮座しています

  • ▲ いやいや、数年ぶりにみましたが圧巻の大きさです

  • ▲ 高徳院内にある桜がとても綺麗でした!

さて次のポイント【源氏山公園】を目指しましょう。

ここから山の入口までが、少し分かりづらいので、細かく説明していきましょう。鎌倉大仏をでて右上り坂方面へ進み、鎌倉大仏敷地沿いに歩いていく感じです。ここからは、人も少なくなるので、のんびりいきましょう〜。

  • ▲ 高徳院添いに上り坂を進んで、ここを右へ

  • ▲ 少し進んだ十字路を高徳院添いに右折です。道なりにのんびり進むと

  • ▲ T字路の住宅街にあたります。そこを左折。まっすぐ進んで「長谷大谷戸」交差点を目指します

  • ▲ ここが「長谷大谷戸」交差点。ここまで約10〜15分。この交差点を左手上り坂方面へ

トンネルをぬけた、その先には…嬉しい出会いがありました。

「長谷大谷戸」交差点から左折し、登った先にトンネルがあります。

  • ▲ 少し足が疲れてきましたが、森林浴をめざして

  • ▲ トンネルをぬけると何やら気になる看板が!カフェテラス「樹garden」。同じgardenつながり! 嬉しいですね。少し疲れたので寄ってみましょう!

  • ▲ 急勾配の階段を登ったその先には…何とも素敵な世界が広がっていました!

  • ▲ のんびり紅茶をいただきながら森林浴。あまりの気持ちよさに次へ行く意欲が…

次へ行く意欲がなくなる前に、いよいよお楽しみの森林浴を感じる山へと入ります。

ここで念のためお伝えしておきましょう。今回ご紹介するハイキングコースは、革靴やヒール靴は不向きですので、スニーカーがオススメ☆☆☆というのも、山の中でヒールで大変そうにしている女性をたくさん見かけたので(笑)

  • ▲ お店の脇にある階段をのぼり山へはいります

  • ▲ トレッキングシューズがベストですが、スニーカーでもいいかと思います!

  • ▲ 目指すは【源氏山公園】!のんびりハイキング

  • ▲ 森林に囲まれた山道で深呼吸。いや〜気持ちがいいですね〜

多くの人達とすれ違うハイキング。気持ちよく挨拶してみましょう!

緩やかなアップダウンをしばらくいくと、少しずつ勾配がきつくなってきますが、のんびり歩いていれば気持ちがいいです。

  • ▲ 森林のトンネルをくぐることも

  • ▲ 反対方向からくるハイカーたちと、すれ違う時に「こんにちは〜」と挨拶。これがまたいいんですよね

  • ▲ 山に入ってから目標地点まで1/3くらい進んだようです

  • ▲ ここら辺で、森林を抜けます

大仏・葛原岡コースオススメスポットのひとつは【③海の眺望】です。

ここら辺の住所は「佐助」。何とも気になる住所名です。少し調べてみました。佐介氏を名乗った北条時盛の館があったことから佐介が転じて佐助になった説が有力だが地名学ではサカの下略で谷間・峡谷の意とも。また佐介谷禅房という寺院があったという記録もあり、応永二十三年(一四一六)の上杉禅秀の乱では佐介谷で戦いが行われたとの記録もあるそうです。

<情報出典元:koushoublogさんより>
http://kousyou.cc/archives/4637

  • ▲ 森林を抜けて、そのまま直進!

  • ▲ 佐助2丁目。個人的には好きな地名です。ここから少し先に進むと…

  • ▲ 大仏・葛原岡コースオススメスポット。大空と逗子マリーナを含む海を一望できる【海の眺望】

  • ▲ 向かうは【源氏山公園】! あと少し

④源氏山公園

数多くある鎌倉のお花見スポットの中でも、人気のここ源氏山公園は、標高約90mの源氏山にあります。頼朝像周辺だけではなく、下記MAPのように、ここら辺の敷地面積9.5haの全体が「源氏山公園」になるそうです。

奥州の戦に行く際に、源頼朝氏は勝利の象徴である、白旗を建てて祈願したことから、白旗山または旗立山とよばれたこともあるようです。緑豊かな自然に囲まれ、公園のすぐわきには、鎌倉の七切通しの一つであり、国の史跡でもある化粧坂が、園内には頼朝像・広場などがあります。

<情報出典元:鎌倉市HPより>
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koen/p_genjiyama.html

  • ▲ 源氏山公園に到着! まずは国の史跡でもある化粧坂方面へ行ってみましょう

  • ▲ 源氏山では、このような野鳥たちが見られるそうです。フクロウが見られるのか!? と期待感

  • ▲ 出会ったのは、野生のリス! 尻尾がふわふわで可愛いですね〜。運がよければ出会えますよ!

  • ▲ 源頼朝像がある広場に到着! 取材時はまだお目見えできませんでしたが、お花見スポットでもあります

桜(ソメイヨシノ・八重桜)を見に行くにはぴったりの休日!

ここ源氏山公園は、桜(ソメイヨシノ・八重桜)などが比較的お花見期間が長いともいわれています。長谷駅から観光名所と山道を歩いた、ここまで約3.5kmの道のり。

足早に説明してしまいましたが、自分にフィットした場所やお店などで、ゆっくりとした時間を過ごしながら、森では深呼吸をしてのんびりとハイキングしてみてくださいね。

歩く早さや途中の寄り道する時間にもよりますが2〜3時間くらいの楽しいハイキングコース! ご家族やお友達と大仏ハイキングコースを通って訪れてみてはいかがですか? 充実した休日になること間違いありません。

前編は、ここまで。後編は、鎌倉銭洗弁天を含む、北鎌倉へぬけるコースをご紹介しますのでお楽しみに!

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