素材・情熱・技術が三位一体となった究極のジェラート専門店「ジェラテリア・イル・ブリガンテ」

鎌倉小町通りから少し外れた裏通り、小窓から微笑む店主の笑顔に惹かれてショーウィンドウを覗けば、芸術作品のように輝くジェラートが並びます。「ジェラテリア・イル・ブリガンテ」は、イタリア人店主が営むジェラート専門店です。素材・情熱・技術が三位一体となって生まれるジェラートは、イタリアの本場でも中々食べることができないほどの究極の完成度。日本でのジェラートのイメージを180度変えるほどの絶品です。

イタリアで観た夢を日本で叶えた、店主の愛が込められたジェラート専門店

店主がジェラートの魅力に出逢ったきっかけは、子どもの頃に親族の経営する保険会社の1階に入っていたジェラート店に行ったことでした。シチリア人の職人が営む、街で一番美味しいと評判のジェラート店。幼いころの店主はその店の味に魅了されます。

その後大人になってからもジェラート好きは変わらず、一般の会社で働きながらジェラートの勉強や現地の菓子店での修行も重ねていた店主。イタリアで日本人の奥様と結婚し子どもが生まれたことがきっかけで日本へ移住してきたそう。

しかし日本で販売されているジェラートは本来の製法とはかけ離れており、安価なペーストで水っぽさが目立ち、多くの日本人がジェラートに誤ったイメージを抱いていることを知りました。

そんな現実を目の当たりにした店主は、現地で磨いた腕をふるうべく、ついにここ鎌倉で自分のジェラート専門店をオープンさせます。

  • ↑オープン当初の若き店主。現在も変わらぬカッコよさ!

理想のジェラートを追求し続け、現在のスタイルへ

今年で12年目となるジェラテリア・イル・ブリガンテ」。
かつては国産素材で本場イタリアの味の再現を目指していたのですが、オープンから3年が過ぎたころ「もっと素晴らしいものができるはずだ!」と一念発起。いままでの製法を見直し、素材も本場から厳選したものを輸入することになりました。

本場イタリアでもここまでやる職人はいない、と言われるほどにこだわり抜いたジェラートはまさに究極の一品。素材をそのまま食べるよりも、さらに深く素材の味を楽しめる、それがジェラテリア・イル・ブリガン」が辿り着いたジェラートの境地です。

食べ終わってからも華やかに香り続ける素材の余韻もまた、ジェラートの楽しみの一つ。本物の素材のみが出せる芳醇な香りに、これまでのジェラートのイメージが塗り替えられることでしょう。

  • ↑こだわり抜かれたジェラートの、素材本来の鮮やかな色合いと艶の美しさ

2つの異なる味の組み合わせで、初めて完成する一つのジェラート

ジェラテリア・イル・ブリガンテ」では、2つの異なる味のジェラートを一つのカップに盛り付けたものが最小単位です。

なぜ一種単品のジェラートが無いのか。その理由は2つの異なる味のジェラートを最高の相性で組み合わせることで、初めてお互いの味をより引き立てることができるからです。

単品のジェラートが無いのではなく、ジェラテリア・イル・ブリガンテ」のジェラートは2つの味の組み合わせで初めて一つとして完成するように作られているのです。

例えばコーヒーとミルクの組み合わせは一見相性が良さそうですが、お互いの味を弱めてしまいます。コーヒーとヘーゼルナッツ、デザートワインとアーモンドなど、一見想像も付かないような組み合わせこそ、お互いの味わいをより深める相乗効果を生み出す可能性を秘めているのです。

そしてジェラートを食べる順番によっても味が変わるのだとか。薄い味のジェラートを先に食べることで香りが重なり最高のハーモニーが完成します。注文する際にはぜひ一度確認してみましょう。

また「ジェラテリア・イル・ブリガンテ」では、店主の繋がりで仕入れたイタリアのお菓子を取り揃えてあります。日本ではあまり聞き覚えがない名前のお菓子ですが、イタリアでトップクラスであるというこのお菓子は、店主が心からおすすめするこだわりの品揃えです。

  • ↑まさにイタリアの「究極」が集まったお店です

本場イタリアの常識を凌駕するほどのこだわりのジェラートと厳選されたイタリア菓子の数々。一生の思い出に残る一口を、鎌倉で味わってみてはいかがでしょうか。

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