子育てママが出会い、つながる。〜平塚『Mama gyuuutto fes.』

12月8日(土)、平塚市天沼にある絵本cafe「きいろいおうち」で開催された『Mama gyuuutto fes.(ママぎゅっとフェス)』。ひらつか活動市民センター登録団体「ママぎゅっと」が初めて企画・運営を行った今回のイベントは、お子さん連れの親子やその祖父母の方々まで、幅広い世代の来場者で賑わいました。

平塚のかわいい!楽しい!美味しい!が“ぎゅっと”詰まったフェス。

開始時間にあわせ、閑静な住宅街に佇む「きいろいおうち」に続々と集まる来場者。その一人ひとりを対象に行った『ぎゅっと撮影会』(データはプレゼント)では、来場順に番号が書かれたプラカードを持ち、家族や友人で“ぎゅっと”寄り添い撮影をします。少し照れながらも自然と笑顔になる皆さんの姿に、見ているこちらも幸せな気分になりました。

玄関に入ると、絵本cafeらしい北欧のインテリアの中に「入場料はコチラへ!」と書かれた料金箱がお出迎え(入場料は被災地支援団体を通じて全額寄付)。運営スタッフの子どもたちが、一人ひとりに入場料の支払いと名簿記入への協力を懸命に呼びかける姿が印象的でした。

1階のリビングルームでは1500冊ある絵本を物色しながら、ハンドメイドや輸入雑貨、さまざまなワークショップ(各ブース500円)を楽しむ来場者の熱気に包まれていました。4ヶ月の赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い世代が集まり、初対面の方同士で会話に華が咲く場面も。

絵本を読みながらショッピングやワークショップが楽しめる!1階“アクティブ空間”

平塚で活躍するママ講師やママ作家によるハンドメイド雑貨やワークショップが揃った『Mama gyuuutto fes.』。1階のリビングルームとお庭を使った“アクティブ空間”には、「Candle Shop にじいろいるか」の手作りキャンドルやハーバリウム、「hashibiron」の布小物、「W&b works」の松ぼっくりオーナメントやパンケーキチョークアートのワークショップが展開されていました。かわいいものが所狭しと並べられ、まるで宝石箱のような空間!

  • 「Candle Shop にじいろいるか」、「hashibiron」のハンドメイド雑貨

  • 「W&b works」の各種ワークショップ

「ボインゴサイクル」のストライダーやママさんクルーザーの展示、「ASOBIE(遊ぶ家+家=アソビエ)」の『簡単DIY三角イス作りワークショップ』、「CAFE SABADO」のもっちり本格ベーグル販売など、平塚で人気のショップやカフェも参戦! 地域の力でフェスを一層盛り上げます。

  • 「ボインゴサイクル」の輸入雑貨販売

  • 「ASOBIE」の『簡単DIY三角イス作りワークショップ』

ダイニングスペースでは、人気インスタグラマー・sarryさん(平塚在住)による『お弁当詰め方講座』が行われ、野菜の飾り切りや隙間の埋め方、ソースのつけ方などのコツを伝授。試食付き(限定10食)で、心華やぐ出来栄えのお弁当には大きな歓声が上がりました。

  • sarryさんの『お弁当詰め方講座』

「塾通いの娘を元気づけたい。」という想いがキッカケで、お弁当作りに力を入れるようになったというsarryさん。色とりどりのお弁当に込められた親心。その愛情がお弁当を一層美しく際立たせ、見る人を魅了し続けているのかもしれませんね。お腹も心も満たされ大満足の参加者たち。「私も受けてみたい!」と目を輝かせながら様子を伺うギャラリーも多くいらっしゃいました。

あたま、こころ、からだをほぐす、2階“リラックス空間”

あたたかな日差しが差し込む2階の“リラックス空間”では、授乳やおむつ替えスペースのほか、3つのワークショップを開催。「Trust Communications」講師による『しんぶんアソビ』、AEAJアロマセラピストの『リラックスアロマトリートメント』、アオ骨盤ケア接骨院の『骨盤ケア体操』には途切れることなく人が訪れ、それぞれがあたま、こころ、からだをほぐす至福の時間を堪能していました。

  • 「Trust Communications」の『しんぶんアソビ』

  • AEAJアロマセラピストの『リラックスアロマトリートメント』

ママが自分らしく輝ける未来を。「ママぎゅっと」

「私たちが住む平塚には山、川、海、美術館や博物館、大きな商業施設など、子育てに欲しいものすべてが揃っているように感じます。平塚で活躍する魅力的な人材を発掘し、“出会い”と“つながり”をサポートすることで平塚の魅力を皆で発信していきたい。」と語るのは、「ママぎゅっと」代表の内田早苗さん。

子育てしやすい街・平塚で、ママが自分らしく輝ける未来を創造・発信したい……そんな想いを込めて活動する「ママぎゅっと」。「今回のイベントは“プレイベント”という位置づけ」(内田さん)とのことで、すでに次のイベントに向けて早くも動き始めているそう。今回の『Mama gyuuutto fes.』を皮切りに、これからもさらにパワーアップしたママフェスイベントや、防災などさまざまな分野の勉強会や講演会の開催を予定しているのだとか。

  • 「ママぎゅっと」代表の内田早苗さん(右)とメンバーの長谷川あい子さん(左)

子どもへの愛や家族のために頑張るママの想いを、“ぎゅっと”抱きしめ・つなぎ・地域に広げていく彼女たちの活動から、今後も目が離せません。

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