住みやすい街、平塚で叶える“仕事と子育ての両立”。
supported by 平塚市
年々増え続けるワーキングマザー(Working mother)。2018年7月に厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査」では、ワーキングマザーの割合が70.8%と過去最高に達しました。社会の第一線で働きながら、仕事と子育てを両立させる女性は着実に増えています。
今回、筆者が出会ったのは、都内で働くワーキングマザー・坂本淑子さん(平塚市在住)。ご主人やご実家の助けを借りながら、フルタイム勤務をこなし、家事、子育てと充実した日々を平塚で送っています。
緑と海、両方の魅力を満喫できる街・平塚
この日、訪れたのは「平塚市総合公園」。東京ドームおよそ7個分の敷地内には、アスレチックや楽しい遊具、うさぎやひよこといった小動物とふれあえるミニ動物園があるなど、親子が夢中になって遊べる平塚でも一、二を争う人気のスポットです。
「四季折々の自然の美しさに心が和みます。休日には家族で走ったり、ボール遊びやバドミントンなど、自然の中で思いっきり遊べて、小動物にも癒される、本当にいい場所です。家から持参したコーヒーを飲みながら、緑に囲まれた木陰で楽しむ読書も、とても贅沢なひと時です。」
「また、総合公園が緑と触れ合える場所なら、駅から南へ徒歩15分ほどで行ける湘南ベルマーレひらつかビーチパークは、まさに海の魅力を満喫できる場所です。早朝は海がキラキラしていて、特に夏場は気持ちがいいです。遊泳場所が区切られているので、サーファーや小さなお子さん連れの家族も、それぞれに楽しめるのも良いところですね。」
親子で読書が楽しめる平塚。平塚市図書館は一度に借りられる冊数がすごい!
「平塚市図書館は一度に一人15冊まで借りられるので、いろんな本を楽しむことができ、娘もどんどん本が好きになってきました。子ども向けの図書もとても充実していると思います。」
筆者も調べたところ、平塚市内には平塚市中央図書館をはじめとする4館の図書館があり、車の図書館(移動図書館“あおぞら号”)や全小・中学校の図書館に学校司書を配置するなど、図書環境の充実には目を見張るものがあります。さらに、ららぽーと湘南平塚3Fにある“SHONAN TREE HOUSE”には、市民のみなさんが持ち寄った本を自由に読める“まちライブラリー”があるほか、隣接する有隣堂にもブックカフェが併設され、新刊3冊までカフェへ持ち込め、のんびり試し読みができます。こう考えると、平塚は大人と子どもが読書を楽しめる環境が整っている気がしました。
平塚は1年を通じてイベントがいっぱい!
自然と読書、2つの魅力のほかにイベントの豊富さも語ってくれた坂本さん。「平塚と言えば“湘南ひらつか七夕まつり”が有名ですが、実は“囲碁の街”でもあります。駅前商店街で開催される“湘南ひらつか囲碁まつり”では、プロ棋士による“1000面打ち”も行われ、全国から多くの囲碁ファンが集まるほどの盛況ぶりです。また駅前商店街では“まちゼミ”と呼ばれる、親子で参加できる“プチ就業体験イベント”もあります。娘は今年、老舗薬局の薬研引きを体験し、すごく楽しかった! と目を輝かせて話をしてくれました。」
「ほかにも、市立美術館や博物館が主催する、親子で楽しめるワークショップの開催や、総合公園では園芸や地元農家の直売会ほか、大人と子どもが参加できるランニング大会の開催など、1年を通してさまざまなイベントがあります。もちろんサッカーJ1チーム、湘南ベルマーレの試合も楽しめ、地域の人たちと一緒になって盛り上がれることも、魅力の一つだと思っています。」
『湘南ひらつか囲碁まつり』
湘南ベルマーレ
平塚ならではの通勤の利点。
最後に、仕事との両立に欠かせない通勤の利点についてお聞きすると、「都内までの通勤時間は、ドアtoドアで片道約2時間。よく知り合いからは「大変だね」とは言われます。ただ、平塚からは東京方面への始発電車があります。朝の通勤時間帯でも始発はもちろん、それ以外でも1本見送れば座って都内まで行ける可能性が大きいのです。通勤時間は、仕事の資料に目を通したり、スケジュールを確認したり、読書やたまにはぼーっとしてみたり。私にとっては仕事、家事、育児の忙しい日々の中で、大切な一人の時間でもあります。」
「自然が豊かで大人も子どもも楽しめるイベントもたくさんあり、平塚に帰ってくると自然と仕事のON/OFFが切り替えられるので、平塚lifeにとても満足しています。」と話してくれた坂本さん。
都内でのお仕事を充実させながら、のびのびとした環境の中での子育ても叶えている坂本さんのお話から、平塚という街の“住みやすさ”を垣間見ることができました。
※平塚市では定住促進サイト「湘南で子育てするなら平塚市」を開設し、子育て・定住へのサポートを行っています。
https://www.shonan-kosodate-hiratsuka.jp
湘南で暮らす人々
都心から電車で1時間と、遠いようで実は近くにある海辺の街。豊かな自然に囲まれて過ごす人々の表情もまた、おなじように豊かです。
本コラム『湘南で暮らす人々』では、この地で生活を営む人々にフォーカス。「やっぱりこの街が好きだ」というみなさん、そして「いつかはここで……」と憧れを持つみなさんと一緒に、多彩なライフスタイルを覗いていきたいと思います。
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【取材場所】
平塚市総合公園
[住所]
神奈川県平塚市大原1−11
[開園時間]
8:30〜17:00
[定休日]
毎週月曜日(祝日の場合は一番近い平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
[ウェブサイト]
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/koen/page-c_00840.html
[お問い合わせ]
Tel:0463-35-2233
ライター情報
himawari
現役子育て中の翻訳家・ライター。夫、子ども2人、柴犬と湘南で暮らしています。 子育て世代目線で地元ならではのコミュニティやお店の情報を発信中。またスポーツ愛好家・愛犬家としてのライフスタイルも提案していきます。
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