【後編】フェス好きも絶賛&湘南スタンダードの予感!『THE GARDEN FESTIVAL vol.2』に行ってきました。

先日『SHONAN garden』でもご紹介させていただいた『THE GARDEN FESTIVAL』が、9月30日(土)・10月1日(日)に開催されました。筆者は土曜日にふらりと遊びに行ったのですが、その独特な雰囲気に感激し、これはレポートした方がいいのではないか? と早速編集部に連絡。その結果、取材OKとのことで、早速、翌日は取材を兼ねて再度訪ねました。その模様をお届けいたします。

子どもも大人も熱中! 青空同様広がる笑顔。

多くのフードが並び、パワフルなライヴが行われるステージがあるエリアは大人でにぎわいますが、一方のエリアは多くのキッズたちの歓声が飛び交うファミリーであふれています。

小高い芝生の上では、小さな木製の滑り台を組み合わせたような長いコースに多くの子どもたちがボールを転がしてはしゃぎ回ったり、運動会の玉入れのように空中のかごに向かってボールを投げて遊んでいます。楽しそうなのは、子どもだけではなく一緒にいるお父さんお母さんたちも同じ。抜けるような青空の下、あちらこちらでみんなの笑顔が弾けます。

ステージパフォーマンスも多彩。DJプレイ、アフリカンビート、そしてあのアーティストも!

一方ステージでは、DJによる心地よいゆるーいプレイや、アフリカンビートが響くダイナミックなライヴ、ダンサーによる妖艶でエネルギッシュなパフォーマンスが繰り広げられます。そして、いよいよ真打、NHK教育テレビでもおなじみの人気者「ハッチハッチェルオーケストラ」が登場すると、興奮はピークへと達します。

マイクを持って叫び、バイオリンを手にして弾きまくり、軽妙なMCで観衆を笑わせ、小気味よい音楽がハーモニーを奏でます。その圧倒的なステージを見ている人々は、大人も子どもも皆が手をたたき、歌い、踊りと、もう大はしゃぎ。止まぬアンコールと大拍手。これぞプロフェッショナルなパフォーマンスを披露してくれました。

  • ▲ ラストはステージに子どもたちもいっぱい!

「コンセプトは“つながる”こと」。湘南・辻堂を発信するイベントに込められた想いとは。

そんな数々のステージを眺めていたのが、『THE GARDEN FESTIVAL』を企画した宮崎さん。イベントを主催する夫婦の旦那さんに、早速お話を聞いてみました。

「このフェスのコンセプトは、“つながる”こと。湘南の潮風を受け芝生の上で、大人も子どもも一緒になって遊び、五感で楽しむ。人と人、人と文化、人とお店などさまざまなものがつながり、ミックスすることで新しいものが生まれるのです」

  • ▲ はしゃぐ子どもたち

「本当にこの地でフェスができて大満足です。なんと言っても私は『辻堂ラブ』の一言ですから。だからこそ、こだわりを持った本物のお店に集まって、決してケミカルで工業的ではない、手作り感とアナログ感のあるナチュラルなイベントにしたかったのです。それも辻堂の仲間をはじめ、皆様の協力があったからできました」と宮崎さんは感謝の言葉を述べます。

  • ▲ お店も笑顔で楽しく

  • ▲ のんびり横になってまったりな人も

第1回目の開催となった昨年は大雨にたたられてしまった『THE GARDEN FESTIVAL』ですが、今年は2日間ともに汗ばむほどの快晴に恵まれたおかげで、およそ3万人が来場するという賑わいを見せました。この独特な“本物感”あふれる雰囲気の中で広がる多くの人々の笑顔、それは何とも表現しがたいピースフルなひとときでした。

さて、来年はどうなるのでしょうか? 今後、ミックスカルチャー感満載でさらにさらに盛り上がりそうな『THE GARDEN FESTIVAL』に期待せざるをえません。

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