ヨットマン、釣り人、地元民に愛されている「文佐食堂」。 昭和を感じるこのお店は、あの映画の舞台でした。
今回ご紹介するのは編集部Kが、昔から気になっていた昭和を感じるお店へと足を運んでみました。そこは、江ノ島のメインストリート! ……ではなく、弁天橋を渡って麓を左へと進みます。
多くのお店を通りすぎたところ、ロータリーがあるところの奥に佇んでいる昔ながらの佇まい。その名も「文佐食堂」です。
▲ 橋を渡って左方向へ
▲ 奥手にあるロータリー
ドキドキしながら、お店の扉をあけると、そこは昭和の喫茶店や食堂を感じるお店。席数は25席くらいでしょうか。厨房をのぞくと、かわいいシャイなおばあちゃん達が料理をしていました。
入口右手にある外がみえる席へ座り、店内カウンターの上にある短冊メニューの多さに迷います。
ラーメンや丼、そして定食メニューがずらり。カラダが冷えていたせいかあたたかいメニューに目がいきますね。その中で「文佐ラーメン」という文字が目に飛び込んできました。とても気になったのですが、迷ったあげく「釜揚げしらす丼」を注文。
▲ 優しい味です♪
▲ 何ともいえない昭和の感じがいいですね
ここは、あの映画のロケ地でした。
店内には、私の他におじいちゃんが1名。お酒を飲みながら、最近の出来事をおばあちゃんと話をしていました。話の内容は書けませんが(笑)、そんな会話と雰囲気にほっこりしつつ、店内のポスターなどをみているとロケ地巡りというパンフレットを発見。
手にしてみると……なんと! ここはあの『海街diary』の4姉妹が訪れるお店「海猫食堂」ではありませんか! ちょっと嬉しい気分です。内容を読んでみると……人気メニューは、たっぷりサザエと出汁の「サザエ丼」?! ということを知りましたが、時すでに遅し……ガッカリ。
ですが、釜揚げしらす丼の味には満足!お味噌汁も美味しかったです。ペロリといただき帰路へ。
帰りの弁天橋から見えるキレイな夕陽を眺めながら、次は「サザエ丼」を頼もうと誓いました。
湘南はオシャレなお店も数多くあります。でも、たまには昔ながらの昭和を感じる可愛いおばあちゃん達のお店でご飯を食べてみる……そんな休日はいかがでしょうか。こんなほっこりする食堂も湘南のいいところなんです。
江ノ島近辺には他にも気になるお店がたくさん。のんびりゆったり食べ歩き、なんて過ごし方もいいかもしれませんね。
文佐食堂
神奈川県藤沢市江の島1-6-22
ライター情報
SHONAN garden 編集部
海、山に囲まれた日本有数のリゾート・湘南。この地で送るスローライフをより深く、より身近に。地元ならではの目線からあらゆるスポット・イベントなどの情報をみなさまへとお届けいたします。
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