1日2組限定。オーシャンビューを誰にも邪魔されず楽しめる、アンティークヴィラ「HAYAMA Funny house」。

葉山から横須賀方面へと向かう秋谷の海岸沿いに佇む「HAYAMA Funny house(ハヤマ・ファニー・ハウス)」。2015年のクリスマスイブにオープンした宿泊施設です。個人所有の別荘をリノベーション。レストランを併設したアンティークヴィラとして生まれ変わりました。

ご利用はなんと1日2組限定(1部屋に最大4名まで宿泊可能)。これまでにない丁寧かつフレンドリーなサービスを提供したいという想いからスタートさせました。手がけているのは、都内でレストランなどの事業を展開するFunny株式会社。

海岸線の間際まで迫り出した真っ白な建築。まるで、海へと漕ぎ出す白い船のようにも見えます。室内の特徴はなんといっても、大きく開かれた窓。そのおかげ で 静かな海原が目に飛び込んできます。プライベートテラスにあるチェアに腰掛ければ都会では味わえない、ゆったりとした時間があなたを包み込むことでしょう。

レストランはフレンチ鉄板ダイニングスタイル。さらに、バトラー(執事)があなたのニーズにフレキシブルに対応。

ゲストルームは2つ。広々としたリビングやキッチンも用意されており、地元の新鮮な食材を持ち込んで調理することも可能。そして、バスからも海が見渡せ、時間とともに変わってゆく海の景色をたっぷりと堪能できます。

併設のレストランは三ツ星店でも腕をふるった経験を持つシェフが提供するフレンチ鉄板ダイニングスタイル。宿泊されている方はお部屋でも楽しめます。

さらに、14:00~サンセットの時間帯はレストランのみの利用もできるそうです。隠れ家レストランとして立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。

そして、ここには利用者の望みをできる限り叶えてくれるバトラー(執事)がいます。パーティーをプランニングしたり、プライベートテラスでのBBQを手配したり、高級車で送迎したり……。自由な発想で相談してみては。単なるバケーションハウスではできないサービスに、心もきっと満たされるはず。

元々は昭和の偉大な建築家、吉村順三氏が手がけた名作。

この施設は1965年に、日本近代建築の礎を築いた吉村順三氏(1908〜1997)の手によって建てられた個人の別荘だったそうです。

吉村氏といえば、「南台の家」「軽井沢の山荘」「ロックフェラー邸」など優れた住宅作品で知られています。そしてここも、自然や海との調和が図られた「湘南秋谷の家」として彼の代表作のひとつに数えられています。そんな吉村イズムに敬意を払いつつリノベーションされました。辿ってきた歴史にも重みがありますね。

都内から車でおよそ1時間程度。「HAYAMA Funny house」で、たまには少し贅沢して非日常のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

葉山、そしてお隣の逗子にも様々なスポットがあります。ぜひ覗いてみてください。

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